傘ひとつ-TAKUMA
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TXT 傘ひとつ-TAKUMA 文本歌词
降り出した夕立に
慌てて駆け込む駅の軒
「大丈夫やで」と笑いながら
差し出したその傘に
少し濡れた肩越しに
見えた横顔が眩しくて
何気ないその仕草さえ
胸を熱くしていた
帰り道の商店街
雨音響くアーケード
たこ焼きの湯気を眺めては
他愛ない話をした
未来なんて見えなくても
隣にあなたがいるだけで
世界中の幸せを 手にした気がしていた
過ぎ去った季節ほど 優しく見えるものだね
思い出のアルバムには 笑顔ばかり並んでる
傘ひとつ 二人で分け合って
歩いたあの日の帰り道
肩が触れるたび 胸が高鳴って
何も言えずにいた
傘ひとつ それだけで十分
あなたが隣にいたから
雨さえ優しい 思い出に変わる
そんな季節があった
信号待ちの交差点 水たまりに映る空
ふざけながら飛び越えて
笑い合った夕暮れ時
特別な約束よりも
何気ない毎日の中に
本当の幸せがあると
あなたが教えてくれた
今でも雨が降るたび
思い出してしまうのは
悲しいからじゃなくて
幸せだった証だから
傘ひとつ 二人で寄り添って
歩いたあの日の街並み
あなたのぬくもり 今も残ってる
心の片隅に
傘ひとつ あの頃の私たち
未来を信じていたね
戻れはしないけど 消えたりしないよ
大切な宝物
恋はいつか終わっても 思い出は生き続ける
雨音の中に今でも あなたの声が聞こえる
傘ひとつ 雨空の下でも
二人は笑い合えたから
涙の日が来ても 乗り越えられると
信じられたんだ
傘ひとつ 今では思い出の
ページを飾る景色だけど
あの日の優しさは これからもずっと
心を照らしている
降り続く雨の中
そっと空を見上げれば
傘ひとつ分の幸せが
今も胸に咲いている